京都府舞鶴市
「真名井の清水」
名称 | 真名井の清水 |
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よみがな | まないのしみず |
住所 | 京都府舞鶴市七日市290 →【地図とアクセス方法】 |
Tags:#日本最古
湧水量:11,500トン/日
※ 「平成の名水百選」に選定されています。
概要
真名井の清水(京都府舞鶴市)は、日本最古の上水道と言われる歴史ある清水。
舞鶴市の中心部にありながら、豊かな自然に囲まれた静かな場所にあります。
伊佐津川の伏流水が湧き出しているものと云われており、江戸時代には御水道(おすいどう)と称されて田辺城内に引水され、生活用水として利用されていました。
周辺の環境
真名井の清水は、舞鶴市公文名・七日市地区にあります。
周辺は住宅街や田畑が広がっており、観光客で混雑することはありません。
歴史/伝承
真名井の清水は、古くから神聖な水として知られていました。
奈良時代の「丹後風土記」の中には、「その味甘露の如し、万病を癒す力がある」と記されており、当時からその旨味、効力が語り継がれています。
豊受大神(とようけのおおかみ)が白雲山から降臨した際に、天香具山の命(あまのかぐやまのみこと)が三本の矢を放ち、矢が落ちたそれぞれの場所に湧いた清水を大神への供物としたという伝説があります。そのため、水源は三つの池に分かれています
江戸時代にはこの土地の主であった田辺藩主・細川幽斎が、「御水道」と呼ばれる水路を引き、真名井の清水を田辺藩の生活用水としました。
これは日本最古の上水道と言われています。
また細川幽斎は茶道にも造詣が深く、真名井の清水でお茶を楽しんだという有名な逸話も残されています。
クチコミの抜粋
- 鯉がいて癒されます。
- 以前は近くの家具屋さんがポンプで汲み上げた真名井の清水を開放しており、連日ポリタンクを持った人が来てましたが、廃業してなくなってしまいました。
今ではマナイ商店街などに公的な水汲み場が設けられ、一般でも利用できます。 - キレイな水が湧いています。いつまでも残したいですね。
- 真名井の名水は、美味しいですよー
- 綺麗で癒されます。…が、車止める場所がない。
周辺の観光スポットなどの有名な場所
- 五老ヶ岳スカイタワー : 舞鶴湾や市街地を360度一望できる展望台。(徒歩で約15分)
- 舞鶴赤れんがパーク : 明治時代に建てられた赤レンガ倉庫群が残る歴史的なスポット。博物館やレストランなどもある。(車で約20分)
- 舞鶴自然文化園 : 動物園と植物園が一体となった自然公園。約100種類の動物や約2000種類の植物を見ることができる。(車で約30分)
その他
- 水汲み場はJR西舞鶴駅前の新世界商店街やマナイ商店街にもあります。
- 真名井の清水は平成の名水百選にも選ばれています。
地図とアクセス方法
アクセス方法
■車
- 京都縦貫道舞鶴西ICから国道27号線を北へ約10km、約15分。
- 真名井の清水入口交差点を左折し、約1km先に駐車場あり。無料。
■公共交通機関
- JR西舞鶴駅から京都交通バス「真倉行き」に乗り、「城南中学校前」下車。徒歩約10分。