新潟県上越市
「御前清水」
名称 | 御前清水 |
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よみがな | ごぜんしみず |
住所 | 新潟県上越市中屋敷 (上越市中屋敷 大手通入り口) →【地図とアクセス方法】 |
概要
御前清水(ごぜんしみず)は、新潟県上越市中屋敷にある湧水です。
春日山城跡の大手通りの入り口近くにあり、上杉謙信公の居城として知られる春日山城の水源として利用されていました。
謙信公が出陣の際にこの清水を飲んだという伝承が残っています。
一定の水量を保つ軟水で、新潟県の名水に選定されています。
地元有志によって水汲み場が整備されており、観光客や地元住民に親しまれています。
水質
- pH : 7.2
- 硬度 : 20.0mg/L
- 噴水量 : 0.5L/秒
- 水温 : 11.5℃
参照:
歴史・伝承
御前清水は、戦国時代に上杉謙信公が築いた春日山城の重要な水源でした。
城内には井戸がなく、この清水を引いていたと言われています。
謙信公は、出陣の際にこの清水を飲み、戦勝を祈ったという伝承があります。
そのため、「御前」という名前がつけられました。
また、この清水は謙信公の愛馬「白龍」も飲んだという話もあります。
御前清水は、上杉氏滅亡後も春日山城の象徴として尊ばれ、江戸時代には幕府から「御手洗」として保護されました。
明治時代には、春日山城跡が陸軍演習場となりましたが、御前清水はそのまま残されました。
現在は、地元有志による「春日山御前水の会」が管理しており、2004年に自然石を使った水汲み場が整備されました。
周囲の環境
御前清水は、春日山城跡の大手通りの入り口近くにあります。
周囲は自然豊かで、木々や花々が美しく咲いています。
清水のそばには、「御前清水」と彫られた石碑や、「上杉謙信公出陣之図」を描いた絵馬があります。
清水から流れ出る小川には鯉や亀などが泳いでいます。
清水の周辺にはベンチやテーブルも設置されており休憩やピクニックを楽しむことができます。
周辺の観光スポットなどの有名な場所
- 春日山城跡 : 戦国時代に上杉謙信公が築いた城で、「日本三大山城」の一つとされています。城跡には、石垣や堀、門などが残っており、歴史を感じることができます。また、城跡からは上越市街や日本海を一望できます。(徒歩で約10分)
- 春日山ふるさと歴史館 : 春日山城跡の近くにある歴史博物館で、上杉謙信公や春日山城の歴史に関する展示や資料があります。また、館内には、謙信公の愛馬「白龍」の剥製や、謙信公が使用したとされる甲冑や刀なども展示されています。(徒歩で約15分)
- 春日山神社 : 春日山城跡の南東にある神社で、上杉謙信公を祀っています。神社には、謙信公の墓や銅像、御神木などがあります。また、神社の境内には、「仏足石」と呼ばれる安山岩に仏足や舎利塔などが彫られた石があります。(徒歩で約20分)
クチコミ
- 「ペットボトルに汲んで持ち帰りました。水汲み場もきれいに整備されていて水を汲むのも楽しいです。」(40代女性)
- 「春日山城跡を散策した後に立ち寄りました。御前清水は謙信公が飲んだと思うと感慨深いです。」(30代男性)
- 「御前清水は春日山城跡の入り口近くにあるので行きやすいです。水汲み場のそばには絵馬や石碑などがあり歴史を感じることができます。」(50代女性)
- 「御前清水は新潟県の名水に選ばれているだけあってとても美味しいです。水汲み場から流れ出る小川には鯉や亀が泳いでいて癒されます。」(60代男性)
- 「水汲み場は自然石を使って作られていて風情があります。周囲は自然豊かで心が癒やされます」(20代女性)
地図とアクセス方法
アクセス方法
■車
北陸自動車道「上越IC」から車で約15分(主要地方道上越・新井線~県道春日山停車場・春日山城線経由)
■電車
トキ鉄・妙高はねうまライン「春日山駅」から春日山・佐内線バスにて「中屋敷」下車、徒歩で約3分
■バス
上越市内各地から春日山・佐内線バスに乗り、「中屋敷」下車、徒歩で約3分
参考ページ
地方自治体/公式サイト
参考サイト
「御前清水」近隣の湧水スポット
名称 | 住所 | 距離 |
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養爺清水 | 新潟県上越市.. | 2.9km |
横清水 | 新潟県上越市.. | 4.4km |
※ 湧水のスポットはピンポイントの場所ではない場合もあるので、距離は参考程度の目安です。