湧水

大阪府岸和田市
「上白原の湧水」

名称
上白原の湧水
よみがなかみしらはらのゆうすい
住所
大阪府岸和田市上白原町

概要

上白原の湧水は、大阪府岸和田市の里山である神於山からの湧水を引いて貯水槽に溜めて利用している地域住民の生活水です。この湧水は、勇壮な「だんじり」で知られる岸和田市の郊外、上白原地区にあります。この地域は丘陵端でもあり、旧津田川伏流水の東端にあたり、湧水が多く見られます。

水質

上白原の湧水の水質に関する情報は、見つけることができませんでしたが、地域住民が生活用水として利用していることから、ある程度の安全性は期待できると思われます。また、年1回有志により貯留槽の清掃を実施しているということです。

周囲の環境

上白原の湧水は、自然豊かな里山にあります。周囲には森林や田畑が広がり、季節ごとにさまざまな風景を楽しむことができます。また、この地域は「だんじり」の発祥地とされており、毎年9月下旬から10月上旬にかけて「岸和田だんじり祭」が開催されます。
この祭りでは、約50台ものだんじり(山車)が町中を疾走し、勇壮な曳き回しや曲がり角での華麗な旋回を披露します。この祭りは日本三大曳山祭りのひとつとして有名であり、多くの観光客が訪れます。

クチコミ

上白原の湧水に関するクチコミをgoogleマップから抜粋しました。以下はその一部です。

  • 「昔からある貯水槽です。地元民しか知らない穴場です」
  • 「神於山から流れ出る清らかな水です。貯水槽は年に一度清掃されています」
  • 「だんじり祭りの時期にはだんじり小屋からも近く便利です」
  • 「貯水槽から汲み取ることができますが、部外者の利用は控えてください」
  • 「水は冷たくておいしいですが、水質検査はされていないので注意が必要です」

近隣の有名な場所

上白原の湧水の近隣(約5km以内)にある有名な場所は以下の通りです。

  • 岸和田城:江戸時代に築かれた平山城で、国の重要文化財に指定されています。城内には岸和田市立歴史資料館があり、だんじり祭りや岸和田藩の歴史に関する展示があります。
  • 作才共同洗場:岸和田市作才町にある共同井戸で、夜泣石という伝説が残っています。この井戸は大阪府の代表的な湧水のひとつとして紹介されています。
  • 神於山古墳群:上白原の湧水の源流となる神於山にある古墳群で、古墳時代から中世にかけての遺跡が多数存在します。中でも最大級の前方後円墳である神於山古墳は、国の史跡に指定されています。

アクセス方法

■車
阪和自動車道岸和田和泉ICから国道26号を南下し、岸和田市役所を右折して県道30号に入り、そのまま約5km進み、上白原交差点を左折。約1km先の上白原小学校を右折し、すぐに左折。しばらく進むと貯水槽が見えます。
■公共交通機関
JR阪和線岸和田駅から南海バスに乗り、上白原小学校前バス停で下車後、徒歩約5分。

Youtube動画

たかひら正明

「上白原の湧水」近隣の湧水スポット

名称 住所 距離
作才共同洗場大阪府岸和田市..5.9km
大師の井戸和歌山県伊都郡かつらぎ町..10.1km

※ 湧水のスポットはピンポイントの場所ではない場合もあるので、距離は参考程度の目安です。