熊本県熊本市西区
「お手水」

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概要

お手水(おちょうず)は、熊本市西区花園にある湧水スポットで、水量が豊富で養鱒場にも利用されています。

熊本市街地から車で約15分の距離にあり、森の中にある広い庭園には、神武天皇の皇孫・健磐龍命が手水に使ったという伝説が残る「お手水の御滝」があります。

「お手水の森」と呼ばれる敷地内には、湧水で育ったニジマスを釣ったり食べたりできる釣り堀やレストラン、珍しいメタセコイアの並木道や鯉の池など、自然を満喫できる施設が充実。
夏季には湧水で楽しむそうめん流しも人気で家族や友人と一緒に、森林浴気分でリフレッシュできる観光スポットです。

水質

• pH : 7.5～7.8(中性)
• 硬度 : 30～40mg/L(軟水)
• 噴水量 : 1,000L/分
• 水温 : 14～15℃(一年中ほぼ一定)

参照 : 令和2年度(2020年度)水質調査報告書

歴史・伝承

お手水の御滝は、神武天皇の皇孫・健磐龍命が火の国巡狩の際、ここで手水を使ったことが名前の由来とされています。
また、加藤清正が熊本城を築城したとき、のどを潤したという逸話も残っています。
昭和37年(1962年):お手水の湧水を利用して柿原養ます場が開設。
平成19年(2007年):「くまもと水の迎賓館 お手水の森」としてリニューアルオープン。

周囲の環境

お手水の森は、約3,000坪もの広さを持つ敷地内に、お手水の御滝を始めとする湧水や池が点在しています。
森に囲まれた庭園は、四季折々の花や木々が彩りを添えていて、春には桜やツツジが咲き誇り、秋には紅葉が美しい景色を作り出します。
敷地内には珍しいメタセコイアの並木道や白龍の大池などもあります。
また、敷地内には釣り堀やレストランなどもあります。

クチコミ

• 「敷地内には神武天皇の皇孫が手水に使ったという伝説があるお手水の御滝や、加藤清正が築城の際に飲んだという逸話がある清正公の井戸などがあります。」(30代男性)
• 「お手水の森は、熊本市内から近いのに自然がいっぱいの場所です。水はとても綺麗で冷たくて美味しいです。釣り堀では、湧水で育ったニジマスを釣ってその場で食べることができます。プリプリしていて美味しかったです。レストランでは、マス料理やそうめん流しなどもあります。夏に行ったら、そうめん流しを楽しみました。湧水で流れるそうめんはさっぱりしていて暑い日にぴったりでした。家族連れやカップルにおすすめです。」(20代女性)

周辺の観光スポットなどの有名な場所

• 本妙寺加藤清正公記念館 : 加藤清正の遺品や加藤・細川家に関する文書、書画、工芸品など約1400点を収蔵・展示している施設。加藤清正の墓所もある。(車で約10分)
• 本妙寺 : 加藤清正の廟所であり、日蓮宗の巨刹としての格式を誇る寺院。桜や紅葉が美しい。(車で約10分)
• 瑞巌寺跡 : 熊本市内にある唯一の国宝建造物である「瑞巌寺跡本堂」をはじめとする歴史的建造物が残る寺院跡。(車で約15分)
• 上熊本駅 : 明治時代に開業した駅で、小泉八雲や夏目漱石などの文豪が訪れたことがある。駅舎は国の登録有形文化財に指定されている。(車で約15分)

その他の特記事項

• お手水の森は、火曜日が定休日です。また、年末年始や臨時休業日もありますので、事前に公式サイトなどで確認してください。